新規就農者が増えない本当の理由。

新規就農者「くま子」考える新規就農者が増えない本当の理由。

和歌山県かつらぎ町で、無農薬ブルーベリー農家をしているくま子。です。

農家は「大変な割に儲からないから新規就農者が増えない。」と思っていました。でも実際に新規就農してみて本当の理由がわかりました。

青年等就農計画の審査員に問題あり。

新規就農者が増えない本当の理由は、志高い新規就農が現れたとしても、先進的な農業をしようとするものなら、農業委員会と公務員がその芽を潰してしまう時があるからです。

どうやって潰すのか?

青年等就農計画の認定を却下することで潰します。

青年等就農計画とは?

新しく農業を開始しよう!とする時にはお金がたくさんいるんです。土地、苗、ハウスなどの設備、とにかく個人で新規就農しようと思うと自己資金が何百万単位で必要です。

それだけではとてもじゃ足りないので、認定新規就農者になって日本政策金融公庫から無利子の融資を借ります。

この「認定新規就農者」というゴールドバッチをもらうには、青年等就農計画の認定をしてもらわなくてはいけません。

誰に?

地域のベテラン農家さんや、農業委員会の方、役場職員で構成された審査委員会の人たちにです。

この審査員の人達は、どういう人かというと。今までずっと農業に携わってきた方達です。語弊を恐れずあえて言うと、今までの農業をそのまま続けていたら、農業はこのまま衰退の一途を辿ります。

つまり、

農業の衰退を何とかしたいのならば、今までとは明らかに違う農業をしなければいけません。

この事は火を見るよりも明らかなことなのですが、実際に今まで審査員の方がやってきた農業とは違う農業。審査員の人が知らないことを新規就農者が言い出すと、その計画は却下されます。

例えば。

「ソーラーシェアリング?農業初心者なのに投資が大きすぎて心配だから却下。」

→農林水産省がより安定した農業をするために、ソーラーシェアリングの普及を推進しています。明らかに勉強不足です。「今までの申請者達のハウス建設と比べて投資額が大きい。」というのは却下理由になりません。

くま子の場合。

「農業初心者なのに、投資額も大きいしWEBをちゃんとやるとか、子ども向けのサービスとかでこんな田舎に人が来るとは思えないから却下。」と言われました。結果的に再審査をして頂き、2時間近く説明をして無事審査が通りました。

→水や肥料を機械化し、空いた時間をマーケティングに費やすという、今までとは違う先進的な農業をしている。投資額が大きのは当たり前。また、ホームページやSNSでの認知拡大などちゃんと行なっている上で、人が来ないと言うならまだしも。全く行なっていない。

軽率な一般化がまかり通ってしまう実態。

自分が見たり聞いたりしたごく一部の事象から結論を出し、みんなもそうだ!と一般化することを【軽率な一般化】といいます。

この軽率な一般化が、先進的な農業を行おうとする新規就農者の芽を積んでいる実態があります。

WEBが何かも分からない。SNSが何かも分からない審査会の方達は、入場料が高いと人が来ない!(。。と自分は思うから他の人もそうであるはずだ!)

都会の子育てファミリーの気持ちが想像もできない審査会の方達は、授乳室やおむつ替えスペースがある設備にしたとしても訴求にならない!(。。と自分は思うから他の人もそうであるはずだ!)

という感じで【軽率な一般化】の元、自己資金で農業をすでに始めている新規就農者の未来の芽を摘み取ります。

結果、今までの農業をする新規就農者だけが残り、今までとは違う先進的な農業にトライする新規就農者がいなくなります。

くま子の提言。

現在ベテラン農家と農業委員会と公務員で構成されている審査会のメンバーを変える。

半分は今までの人たちでいいです。ただ半分はビジネス感覚のある人にすべきです。

この審査員のメンバーを替えるだけで、新規就農者が増えるだけでなく、今までとは違う新しい取り組みが生まれるので、農業にイノベーションが起きるようになります。

くま子は一度審査に落ちましたが、農林水産省が定めている項目とは全く関係のない理由で落とされたので再審査をして頂き、無事通過しました💮🧡

農業にイノベーションを起こせるように頑張ります‼️

「くま子。のプロフィールを少し。」

1986年⽣まれ。 大阪府出⾝。和歌山県在住。

無農薬ブルーベリー&原木椎茸 農家。

国内トップクラスのWEBマーケティング会社でキャリアを重ねながら、都会で3人の子育てを経験。

夫と実母の協力を得ながら、何とかやっていたものの「この働き方には限界がある」と感じる。2018年、和歌山県かつらぎ町に地方移住。

かつらぎ町での暮らしは、最高そのもの、、図鑑でしかみたことがない虫と毎日のように出会い子ども達は大はしゃぎ。広い空、美しい山、川、彩とりどりの草花、親切で優しい人たち。

その上、大阪市内まで通勤可能。(1時間半)

2019年、新規就農。無農薬ブルーベリーと原木椎茸を栽培。

「子育てママであり、WEB人材であり、よそ者。」という強みを大いに活かし持続可能な農業を実践。

「子どもたちに持続可能な社会を残す!」をミッションとし、新しい時代の農業に挑戦中!


yukiko

2021年7月7日和歌山県かつらぎ町にGRAND OPEN! コロナ時代の新しい観光農園。

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