私が決めたことをやり遂げる 〜SBC0期 Day8〜
猪原有紀子さん主催の「ソーシャルブードキャンプ(SBC)」は、2022年10月にスタートしました。この講座は世の中に【価値を残す人材】をつくる!を目的とし、新時代のソーシャルビジネスを学び、創り出す4ヶ月間の超実践プログラムです。
少数精鋭の14人のメンバーが、「自分」「社会」「ビジネス」のど真ん中で、取り組みや事業を立ち上げます。全くの未経験の状態からどうやってゼロイチをつくってきたのか?猪原さんによる実体験からのセミナーとメンバー同士の活発なアウトプットが行われています。
全9回にわたって猪原さんによる講座が開催され、テーマに沿った反転学習と受講メンバー同士のアウトプットが活発に行われます。
本記事では、2022年12月24日(土)に開催されたDay8の様子をお届けします。
必ずやり遂げる
つい先日、経済産業省のプログラム「始動」で応募者100人の中から勝ち抜き、シリコンバレー選抜が決まった有紀子さん。
有紀子さんはシリコンバレー選抜が決まるまでの取り組みを話してくださいました。
過去の選抜者のプレゼンを全て見ても、無添加子どもグミを作った有紀子さんのような「おやつを作って販売する」という活動で選抜に選ばれた人は一人もいなかったそう。
それでも、必ずシリコンバレーに行くということを決めていた。
10月の時点でアメリカ用のスーツケースを購入、ビジョンボード作って家の至るところに飾り毎日眺める、いろんな方からメンタリングうけるなど、成功確率を1ミリでも上げるために毎日行動をしていた、と話す有紀子さん。
メンタリングは自分のビジョンを話しひたすら壁打ちをして、アドバイスをもらうというもの。15人ほどと行ったけれど、自分と合わないなと思った人ともメンタリングをしたのだそう。ビジョンに対する厳しい意見を頂いたり、「あなたには無理だ」と言われることもあり、悔しくて涙した日もあったそうです。
ただ、有紀子さんはそういう自分と合わないなと思う人とのメンタリングこそ大切だとおっしゃっていました。
人は悔しい、やばい、ショックなどの感情を受けた時にしか行動しないからです。
むしろネガティブなフィードバックをくれた人は恩人だと思い、感謝しているという有紀子さん。
「あなたには出来ないと思うけど、私はやります」
と心の中で唱えて、絶対に最後までやり遂げることが大切なんだと教えてくれました。
未来にフォーカスしていく
次に、それぞれが3ヶ月間で「できたこと」を紙に書き出し、受講生同士で褒め合うワークを行いました!
共に頑張ってきた受講生同士、お互いを褒め合う姿はみんな輝いていました!

ワーク後 有紀子さんは、出来なかったことや悲嘆にフォーカスするのではなく、出来たこと未来にフォーカスすることで、自分だけじゃなく周りの人も元気にすることができるとおっしゃいました。
ネガティブな言葉を吐くよりも感謝やポジティブな言葉を吐くとそれが現実化するのだそう。
ワークでは、3ヶ月間で出来たことを伝え、褒め合うことでそれを実感することが出来ました。
自分の決めた山に登る
そして最後に受講生が登っている山についての発表を行いました。
改めて一人一人がどんな社会を作るのかという宣言をし、丁寧にフィードバックしてくだる由紀子さん。
受講生の発表を一部を紹介します。
あやさん
私が解決したい課題は世界の児童労働をなくすことです。
具体的には労働している子どもたちの親にまともな食を提供することで、その課題を解決します。
そのために日本のエシカルなものに興味のある人たちに、魅力的なフェアトレード商品を提供します。フェアトレードのオンラインショッピングを開きます。
私がこれをやる理由は子どもたちに子どもらしい子どもらしい生活をしてほしいからです。
私は必ず子どもたちが教育を受けられる、ご飯にも困らないような社会を作ります。

3ヶ月の講座を通して形になってきたそれぞれの山。
受講生たちが叶えたい社会を実現する日が待ち遠しいですね。
いよいよ次回は最終講座です。
それぞれのプレゼンブックを現実化するために、自分の行動すべきことを細分化して行動計画を立てるという宿題が出されました!
受講生たちは細かいTO DOリストに日時を設定し遂行していく行く計画を立てます。

受講者それぞれが作成したプレゼンブックが今後の活躍に向けた礎となるよう、SBCでは引き続きサポートを続けて参ります!