株式会社やまやま 猪原有紀子

株式会社やまやまは、社会課題を解決しながら子どもにとっていい社会をつくります。

社会起業実践プログラムSBC

【セミナー】能登半島地震チャリティー講座の開催

猪原有紀子さん主宰の社会起業プログラム「SBC」は、50名以上の女性が集うコミュニティ。

地域、社会のために事業を展開しているメンバーも多数所属しており、皆さまの事業の発展、
個人の成長とメンバー同士のつながりを深く育てる
ことを目指しています

また、毎月開催される、有紀子さんのセミナーや、勉強会、SBC生の課題解決の相談会など、
毎回盛りだくさんの内容をお届けしているSBC。

本記事では、1月19日(金)12:00より開催された1Dayセミナーの様子をお届けします。

能登半島地震チャリティー企画

まずは、令和6年能登半島地震により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

災害を知った有紀子さんは、チャリティーセミナー「取材が来る!プレスリリースの書き方講座」
を企画し、売上の全額を義援金として寄付することにしました。

また、アーカイブ動画の販売も1月31日(水)までされ、こちらの収益も全額義援金として寄付されます。

SBC0期生が被災されたこともあり少しでもお役に立てればと、SBC生一同、SNSでシェアを始めました。

約10日間と短い期間のアナウンスにもかかわらず、最終的に52名の方がご参加され、325,938円売上も集まりました。

人は自分がどう動いていいかわからないとき、リーダーシップのある人の動きを見たくなるものです。

「みなさんも同じようにたどります。私も最初はアカウント1個もない無名だった」と、有紀子さんも
最初は同じだったとおっしゃいます。

2年間試行錯誤してきた有紀子さんから、今回はプレスリリースの定義や作成時のポイントを教えていただきました。

取材が来る!プレスリリースの書き方

1dayセミナー「取材が来る!プレスリリースの書き方」をお伝えしていきます。

1日だけのセミナーである今回は、プレスリリースの定義や作成時のポイントを教えてくださいました。

◆プレスリリースとは何か

そもそもプレスリリースとは「個人/企業の取り組みをメディアが利用しやすいようにメディア向けに作成された文章や資料」を指します。

一般的に、以下のような媒体に提供されることが多いでしょう↓

プレスリリースの目的は、メディアに無料で取材していただくことであり、
企業・団体がメディアを通して社会へメッセージを届けるための基本的なツールとして活用されているのが特徴です。

セミナー参加者のコメント

◆「興味がない人に興味を持ってもらうこと」が大切になる

そして、プレスリリースを作成する際は「自分に興味がない人に興味を持ってもらえるかが重要」
とおっしゃる有紀子さん。

メディアが取材したいと行動に移すために、興味を持つこと「社会的意義がある、視聴者に役に立つ」
をA4用紙1枚にまとめておく。

そのために、まずは以下のような項目を洗い出してみてください↓

次に、メディアがどんなことに興味を持っているのかを考えてみましょう。

「社会性があり、まだ世の中に知られていない情報」社会性がないと応援されません。
興味関心を引かれないと継続的なメディア獲得はできないとのお話でした。

◆実例:大成功を収めた「マイストーリー」の活用

さらに有紀子さんはプレスリリースを書く前の段階として、まず今の自分の活動を知ってもらうため
「マイストーリー」を書かれました。

note」にてマイストーリーを公開している有紀子さん。これが初めてSNSに顔を出した掲載だそうです。

泣けると話題のマイストーリー

マイストーリーで有紀子さんが工夫したポイントはこちら↓

  • しっかりとした文字量
  • 「今・その前・初期」の3部構成
  • 今の活動に繋がる内容

これによって「マイストーリー」が名刺代わりとなり、活動に関する話だと分かるので「有紀子さんのこと詳しく知りたい!」と思ってもらいやすいとのこと。

noteの内容に興味を持ってもらえれば、その先の説明も集中して聞いていただけるでしょう。

最初はWEBメディアから攻める

有紀子さんが初めてメディア獲得されたのが、2019年WEBメディアでした。

当時和歌山に移住されたばかりで「地方移住 メディア」などで検索をし、
様々なメディアにメールを送られたそうです。

何十通も送り「自分で記事を書くなら掲載してもいいですよ」と初めてお返事がきましたが、
取材に来てくれるわけではなく、ご自身で記事を書き写真を撮られました。

その後もメディアにメールやプレスリリースを送り続けていきます。相手の反応で内容を
磨き上げていき、次のメディア掲載につなげていきます。

そして、その掲載を見たメディアから次の取材の依頼がくるという流れになります。

プレスリリースに書く項目

次にプレスリリースに書く項目について、今回は1~5までを紹介していきます。

1.取り組みのキャッチコピー

「ここが一番大事!ここで面白いと思わせられないと読んでもらえない。」と有紀子さんはおっしゃいます。
掲載されたいメディアを決めて関係者が普段探しているであろうキーワードを盛り込むことがポイント。

2.取り組みの内容/他と違うところ

取り組み0は無理ですが、どれだけ小さな取り組みであっても1あれば、たとえサービスリリース前であっても大丈夫
と有紀子さんはおっしゃいます。

「取り組みの初期段階、中期、後期」どのタイミングで取材してもらいたいかを考える。

また、名前がないと認識されないので、構想段階からサービス名は必ず決めるのもポイントだそうです。

3.アプローチしている社会課題は?

「社会に良いことがない取り組みは、取材されない」とおっしゃる有紀子さん。
自分の取り組みがSDGsの何番に当たるのかを本などで知ることが大切。

そして、何番か質問に答えられず「そこで終了」とならないよう、1つだけで大丈夫なのでみつけておきましょう。

複数の取り組みをしている場合は必ず別々にプレスリリースを作成するのも大切。
もし自分の取り組みが社会課題か不安なら検索、テーマや業界のことを調べましょう。

出典:KADOKAWAオフィシャルサイト

4.取材するメリット

「取材いただく貴社のメリット」として、実際にそうなるかは関係なくメリットを箇条書きで書く

メディア関係者は超多忙、意思決定する人ではない社員の方が読まれているので、新鮮な印象を
与えるという意味でもメリットは書いておきましょう。

5.どんな絵がとれるのか?

TVの場合、動きや面白いストーリーがある方が断然良いとのこと。有紀子さんであれば、
取材中後ろで三兄弟が遊んでいたり足を蹴ったりするのが好評だそうです。

自分の取り組みがTVに出たとき、どういう絵が取れるのかを考えること
そして「なんでも撮っていいですよ」と言うと相手も前向きになるようです。

セミナー参加者のコメント

まとめ

「取材が来る!プレスリリースの書き方」では、プレスリリースを作る前のポイントや書き方、具体例を学びました。

自分が言いたいことだけを伝えるのではなく、
誰の役に立つのか、どんな取り組みをしているのか、
多忙なメディア関係者の立場で物事を考えればアプローチが変わってきます。

取材したい、と行動に移していただくために、相手の目線で伝えたい内容を考えてみてくださいね!

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