罪悪感なく与えられる「無添加こどもグミぃ〜。」発売しました!
くつろぎたいのも山々。の猪原有紀子です。
10月9日に「無添加こどもグミぃ〜。」の発売を開始しました!
なんと、発売開始5時間でご用意していた定期50セットが完売。
お試しセットも100セットが完売いたしました。
次回は10月29日(木)22時〜再販スタートです!
なぜ開発しようと思ったか?
4年前、長男がイヤイヤ期の時に市販のカラフルなグミが大好きになりました。
私は虫歯も気になるし、着色料まみれだしで与えたくありませんでした。
しかし、スーパーに行くとそのお菓子の前でわめき散らす。笑
ご飯の前に「お菓子くれくれくれ〜〜〜!」と騒ぎ散らす。笑
イヤイヤ期とはこういうものなのです。
私は、「なんでもいいから静かにして!!」と与えてしまい、罪悪感。
それなら、まだいいんです。
家事に育児に疲れていると、「お菓子くれくれ〜〜!」がトリガーとなり、不用意に怒りすぎてしまったらり、怒鳴ってしまったりするのです。
それが1番いやでした。
長男の寝顔を見ながら、何度も「怒りすぎてごめんね」と泣きました。
▼開発STORYをインスタで公開しています。
カラフルで甘くて、小さい無添加のお菓子を探しましたがありませんでした。
そんな時に和歌山県かつらぎ町への移住の話が進み出したのです。
かつらぎ町はフルーツ王国と呼ばれ、年中豊富なフルーツができます。
かつらぎ町を訪れた時、鮮やかなオレンジの柿が畑にどっさり捨てられていました。
その光景を見た時に、「この廃棄フルーツでグミを作ろう。」そう思ったのです。
ご縁に感謝!
「グミを作ろう!」と思ったものの、食品開発なんてしたことがありません。
当時は大阪市内で三兄弟を育てながら会社員をしていました。
資金も、人脈も何もありません。
私も夫も、「せっかく地方移住するんだから、地域に貢献しよう」と話し合い
とにかく手当たり次第、人に会いに行きプレゼンをしました。
かつらぎ町の起業支援補助金には3回落ちたのですが、審査員の中に和歌山県のよろず支援拠点のセンター長さんがおられました。
その方は、落ちても落ちても、何度も挑戦してくる私たち夫婦の姿を見ていました。
3回目の審査の時に、私が妊娠8ヶ月の大きなお腹でプレゼンしに行き、おそらく情が移ったのではないかと思います。
「この事業は、地域も子育て世帯も農家も全てにとって良い事業だから、和歌山県の採択事業に挑戦しなさい」と手弁当でたくさんの方を紹介してくれました。
そのご縁で、食品乾燥の研究をされている教授や、食育、管理栄養士のプロフェッショナルと繋がり、興味を持って頂けたことで、関西の大学2校と共同開発できることになったのです。
また、インスタグラムで集めたフォロワーさんに、試作品をお送りし、アドバイスを頂きました。皆さん子育てママなだけあり、パッケージの形態や言葉の選定など、非常に親身になってアドバイスをしてくださったのです。
かつらぎ町の農家さんも、移住して仲良くなったママ友がたくさん紹介してくれました。誰一人知り合いがいない中の移住でしたが、本当に心強く感謝感謝です。
あとは生産して販売するのみ!といったところまで来るのに、実に4年もかかりました。
ただ、最後の最後で高いハードルが現れます。
大量生産ができない!高コスト!
農家さんから直接廃棄フルーツを集めてくること。そして48時間もじっくり乾燥するため、時間や電気代、人件費がとてつもなくかかる事が1番のネックでした。
選果場から購入したくても、1トンという単位での取引でしか無理でした。
定期的に安定して廃棄フルーツを集めてくるしかありません。
しかし、廃棄フルーツというのは収穫の時にポイっと畑に捨てたり、農協に出したけれども引き返されたりするものを畑にドバっと捨てたりするのです。
つまり、決まった時に出るものではないのです。
1件、1件、農家さんをご紹介頂き、コンテナに入れてもらったフルーツを農家さんのお家や畑に取りに行くことにしました。「捨てるもんだからタダでいいよ」とおっしゃって頂くのですが、とても安い値段で買取をさせて頂くことにしました。
農家さんもお客様も、地球にも全てにメリットがある設計にしたかったからです。
1年間、大切に育てた果物を畑に捨てなければいけなかったのが、少しでもお金になり、全国の子ども達に届いている。農家さんに喜んで頂ける設計ができました。
無添加ぐみい〜4月初めにgiftで申し込み振り込みましたが、まだ、届いていません。いつ頃届きますでしょうか?